もうこれは詐欺でしょ。。。弁護士選びで失敗した話し。後編

こんな弁護士には気を付けて

不安を感じながらも知人の紹介の弁護士にプリナップの依頼をした私。お金を払った後、完成まで1週間のはずが。。。

前偏はこちらをどうぞ!

依頼完了後

事務所でお金も払い、送って貰った個人情報の用紙に詳細を記入、それにRから受けた変更した方が良い点を彼と話し合い、それを報告。(にゃんにゃんごえでおねがいはしていません)

この用紙を送ったのが6月20日。一週間後には書類が完成するとの事だったので、その間に彼側の弁護士を決めたり、結婚の日にちや詳細等を話したりして書類の完成を待ちました。

が、、、一週間過ぎてもなんの連絡もない。

7月5日進行状況を確認してみると

アシ
アシ
Rは今書類を作成していて来週前半までには完成する予定です

この時点で2週間以上が経過していて週前半という事は3週間が経過。。。。

まぁまぁまぁ。。。

そしてアシが行っていた「来週前半」も過ぎて7月12日改めてメールでどうなってるか聞いてみる。

返信無し。。。

Rui
Rui
プリナップが完成しないと結婚日にち等々決めるに決められず、もうこの時点で結構不安とイライラが。。。

旅行が控えていてそれまでに書類を完成させて欲しく、7月17日再度確認してみる。

次の18日アシから明日には完成すると返信。

それから1週間、、、連絡なし。

直接英語でアシと連絡を取っていたのですが、流石にもう限界でキャンセルのメールを送りました。

簡単なやり取りだったので、通訳の友人を通して無かったのですが、今までのやり取りと共にこのままでは今後何かあった時にも頼るのに不安な為キャンセルをしたい事を伝えて欲しいと通訳にお願いしました。

友人に直接メールを続けても混乱を招くと思ったので、アシとのメールも全て日本語に行き違い、勘違いが無いようようにしました。

そしてその後キャンセルしたいという私の要望はスルーされて、弁護士が納期を1ヶ月後だと思っていた会社内で担当の変更があって等理由を付けて内容に関するメールに変わり、書類は出来ていて数か所確認したいと言われ、知人が事務所に行くタイミングで弁護士に確認して貰ったら、「今出来たと言ってます」と言ってる。

Rui
Rui
キャンセルって言ったとたんにすぐ出来るってなんなんだ。もうこの時点で混乱。定期的にいつになるのかメールのやり取りしてたのに納期を勘違い??

キャンセルの要望を再度伝えるともう出来たからと書類をそのまま送ってきたんです。

その後このままキャンセルして貰えるまで戦って他の人を探すか、もうで出来たって言ってるし、このまま続行するか彼と相談。

確認作業が終われば書類は完成すると言ってるし、穏便にこのまま続行しようという話しになったのですが、、、結局キャンセルメールから書類完了まで結局さらに1週間。

完成後も書類の内容に関してなんの説明は無く、通訳も書類の通訳はしていないと、、、。

しかも不思議だったのが書類には弁護士の名前もサインも無い事。また相手側の弁護士のサイン欄なども無く、証人のサイン欄のみ。

Rui
Rui
証人は弁護士のサインが最終的にサインが入るんですよね?

アシ
アシ
いえ、証人は弁護士ではありません。
ご友人でもどなたでも知っている方ならどなたでも証人になることができます。
弁護士のサインは必要ありません。本人証明のサインだけで結構です。
相手方は弁護士を雇う必要がありませんので、大丈夫です。

ここで、疑問が、、、

Rui
Rui
相手方の弁護士が必要無いってどういう事だろうか、でもまぁ証人のサインでOKな書類も沢山あるしなぁ。
でもミーティングでも書類完成後に彼側の弁護士とやり取りして書類を完成させる流れだと説明を受けていたのに。

嫌な予感しかしない。。。

彼も書類を確認して、内容に納得、彼側の弁護士がいらないって言ってるとは伝えたんですが、彼側の弁護士ははんな事はありえないという事で、書類を彼の弁護士に送りました。

彼側の弁護士お怒り

まぁなんだかんだ書類は出来たし、彼も納得してる。

彼側の弁護士に書類は渡ったって基本私は特に要求は無く彼の要求に沿う形で書類は作成して貰っていたので、後はサインをして終わりだろう。

と、思ったのですが。

彼側の弁護士がRの書類を確認、修正し終わり、直接Rに書類を送ると連絡がありました。

彼側の弁護士もやはり私側の弁護士のサインも要求。

そしてその後。

なんとRがやり取り拒否してると彼の弁護士から連絡があり、アシスタントに確認してみると、書類が倍以上になってるし、修正箇所が多すぎる、私は書類を完成させたのだからこの案件は完了している。と連絡がありました。

Rui
Rui
。。。
言葉が無い私。まず初めに修正は2回までは料金に含まれていると説明を私はされているし、彼の弁護士が修正を求めているのにそれに答えないとはどういう事か。。。

彼にやり取りのメールを確認してもらい、彼の弁護士にも確認。

彼弁護士
彼弁護士
Rが作ったプリナップは法的になんの効果もないものよ!いままであんな書類見たこと無いわ!私は必要な個所を修正したし、意見のすり合わせをしないで案件が終了するなんてあるわけ無いでしょ。それになんの為に弁護士を通してプリナップを作っているのよ、弁護人の名前もサインもないんてありえないから!!

ごもっともの意見。

Rui
Rui
あー--やっちまった。どうしようか。

R逆切れ

とりあえず、彼が私の弁護士に電話をしてどういう事なのか聞いてみようという事になりました。カナダには弁護士とトラブルになった場合に相談できる、BC Law Society というところもあるので、そこに苦情を申し立てるのも頭に入れて電話をしました。

R
R
アシスタントが伝えた通り、僕は僕の仕事をしたんだ、書類は君たちも受け取っているでしょ?それに本来この案件だったら5,000ドルはかかるところを1,000ドルでうけたんだ、これ以上作業が必要な場合は追加の料金を払って貰うよ。
彼
初めに支払った金額の中に修正も含まれていてますよね?(領収書に記載されている)まだ1回も修正対応しかしていないじゃないですか。
R
R
書類が2倍以上になっていて読み気にもならないね。
彼
それはあなたが作った書類にミスがあったからでしょう、それにうちの弁護士はあなたが作成した書類じゃ法的効力は無いと言ってますよ。まずはうちの弁護士と話して貰えませんか?
R
R
僕の仕事はもう終わってるから。
彼
苦情を申し立てますよ。
R
R
そうすれば?Good Luck.

電話を切られる。

本当にあいた口がふさがらないとはこういう事です。会話のやり取りは英語だったし、一語一句正確なものではないですが、最後にGood Luck.と言われて電話を切られた事は未だに覚えています。

二人とも呆然。。。ありえなー---い!!!!!!!!

今までの流れを思い返してさらに腹が立つ!!! 苦情を申し立てようか、グーグルレビューに書いてやろうか、怒りのぶつけ先がない!!もう自分の馬鹿さ加減に嫌気がさす。

しかも私は値下げの交渉なんて一切していない!!!!!

一通り、愚痴を言い合った後二人で出した答えは、忘れて前に進もうでした。

弁護士相手に戦うのは気力がいるし、それに対してまた費用が掛かってもバカらしい。私側の出費$1,000、彼側の弁護士費用(書類の修正、作成、相手側に電話をかけた事などでも費用が発生します。)$1,500。合計$2,500 +私たちの時間を使えない書類の為に。。。 $2,500はでかいですよ!やりきれない気持ちを残しずつ、新しい弁護士を探す事にしました。

今回の教訓

いつも海外に行くときに気を付けているのが「片言の日本語を話す外人には気をつけろ!!」。半分冗談ですが半分本気です。やはり母国語を話せるというのは安心しますし、警戒心も鈍くなります。

後半部分の教訓としては、自分の意見とそれに対しての問題をお互いが納得、解決するまでうやむやにしない事だなと思いました。

ないな、と思ったらその時に損失があってもきっぱり方向転換する事も大事。

先に$1,000を払っているし、このまま書類も貰えないく、お金を無駄にしたくないという思いが大きかったので、キャンセルを強く言い出せなかったのですが、結果として彼側の弁護士の費用もRの対応に使い結局は倍以上の出費になりました。

それにプリナップは離婚時にいざこざが無いように作成するもの、状況にもよりますが弁護士が必要になった場合には、通常プリナップを作成した弁護士が受け持つようで、自分と気が合わない、味方になってくれない弁護士なんて絶対嫌です。

海外はゆったりしてるから~、カナダ時間など自分が真面目過ぎるのかな?と思っていたのですが、カナダに来て6年。カナダ人や、他の国の人と仕事をしたり交友をもって分かった事は。

確かに几帳面すぎる所はあるなーと思いますが、カナダの人達も時間は守るし約束も守ります!!!!!それに仕事場においては特に丁寧な言葉を使う人が多いのに気が付きます。

日本でも時間にルーズな人はいますが、カナダだからルーズでいいって事は無いんです。守る人は守るし、守らない人は守らない。相手をリスペクトする人はするししない人はしないんです。

初めてあった時にクライアントに対して挨拶もしない、遅れた事を詫びないじてんでアウトだったんだと思います。そして人を待たせておいたのにも関わらす、相手に対しては時間はお金発言。無いわー。

今はたまに旦那とあれはひどかったねーって笑い話になっていますが、今思い返しても腹が立つ(笑)

人生が変わってしまう程の損失がででた訳では無かったので、人生の勉強だと思って前に進めましたが(なにより旦那がポジティブ)お金を失うのはショックがでかい。まして弁護士を使用する場面は確実に困っている事がある時ですよね。案件によっては急を要する事も。

コストとの兼ね合いもありますが、一番は親身になってくれるか、自分に対して有利な助言をしてくれるかだと思います。

その後私側の新しい弁護士も決まり数回のミーティングで数週間でなんのトラブルなくプリナップの作成は完了しました。そこではじめて弁護士に依頼したときの本来の流れや基準が分かりました。それはまた次回に書こうと思います。

こんな弁護士には気を付けて!!

弁護士R!!現在はまったくもって情報を知りませんが、当時日本好きなのか日本人のフェイスブックなどの集まりなどにも参加してたりしていました。簡単にひっかかりそうなクライアントを探しているのかただの日本人好きなのか、どっちにしてもご注意を!

新しい弁護士によると、一般的に弁護士は時給で今回のように1案件いくらというシステムを使っている弁護士は聞いた事ないそうです。(新し弁護士に経緯を話したら、ありえない!!って怒ってました(笑))

移民に関しては、弁護士もコンサルタントもビザが下りるまでなどを聞いた事はありますが、弁護士は時給!メールや電話でのやり取りも加算されて、ちゃんと内訳として渡してくれます。

今回Rに依頼をしたのも通訳がセットになっていたのもありました。法的な書類なんて理解できる気がしなかったので、通訳は必要だと思ったからです。私側が書類を作成する方向になったのも、私が書類をちゃんと理解が出来る、弁護士と通訳を挟んでやり取りがちゃんとできるからでした、、、が。

蓋を開ければ初回に同行しただけで、あとはメールでのやり取りで訳してくれたりしなかったり。さらに一番大事な書類の翻訳は無いとは思っていませんでした。弁護士以外でも通訳が必要な事はあると思います。事前にどこまで通訳をしてくれるのか、その料金や内訳も細かく確認するべきだったなと思いました。

値段にしても一般レートが分からなかったので、そういうもんなんだと思ってしまっていました。知人の紹介でまさかまさかの結果になったのですが、知人だからと言って安心せずに事前調査は自分で必要だなと思い知らされました。

後日、通訳の知人に結果どうなったかを話したら「もう他の人に紹介出来ないな~」と返信がきました。その後その知人との連絡も一切なくなりましたとさ。