カナダファミリークラス 国内申請 最終面接からPRカードが届くまで
カナダ永住権取得時に必要な最終面接
先日永住権の最終面接に行ってきて、無事に永住権をゲットしてきました!
面接までの流れ、面接の内容等を書いて行こうと思います。
最終面接ってなに?
国内申請をした場合は最後に必ずオフィスに二人で出向く必要があり、何か問題がある訳ではないので心配しないで大丈夫です。
国外申請の場合はボーダー越えをした時にランディング/Landingをするのと同じで、ワーホリ経験者の方は一番初めにカナダに来て入国審査の時に別場所で手続きをしたのと同じ感じだそうです。
面接を無事終えるとその場でConfirmation of Permanent ResidenceというPRカードに変わる書類を受け取る事が出来ます。
この紙があればPRカードと同じステータスでカナダに滞在する事が出来ます。ただ、PRカードが届くまでカナダ国外への旅行は原則認められていないので、ご注意ください。
最終面接までの流れ
申請してから問題が無ければ自分がどこかに行かなくてはいけないのは2回だけです。書類を提出→健康診断を受診→最終面接。その他はイミグレーション側が重要なお知らせがある場合はメールで知らせてくれます。
その他のお知らせは自身のイミグレのアカウントで確認する事が出来ます。
私は書類提出日を過ぎた頃にアカウントで進行状況を確認して待ち時間の月数が減っているかは確認していました。頻繁にメールがくる訳では無いのでちゃんと進んでいるのか心配になりますが、メールが来ない=問題無く処理が進んでいると思うと気楽に待つ事が出来ます。
健康診断を受けてからは3カ月ほどは何も連絡は無く、2019年6月9日資格要件審査通過のお知らせ→6月12日スポンサー審査合格の手紙→6月22日最終面接の日程の手配開始→7月13日面接日決定→7月25日最終面接とコンスタントにアクションがあり、約2カ月で最終面接までたどり着きました。
最終面接の案内
イミグレから最終決定に必要な処理が完了して、その為の手配を開始しましたよ。オフィスから面接に関してのメールが後日届きます。
というメールが届きます。
ステータスが変更してたら更新する事、費用をまだ支払い終えていない人は支払いをしてください。等が書かれています。
申請時に全ての費用を払い終えている人( $1,040)は追加の支払いの必要は無いです。
この時点では面接の日にちはまだ分かりません。
面接日決定
イミグレオフィスから面接日が記載されたメールが届きます。
事前に最終面接の事をネットで調べていて、この期間に来てくださいという指定だったのをみたのですが、日時がきっちり記載されていました。州によって違うようですね。
書類にはもしも面接日に来られない場合は必ず30日以内に面接日の変更の連絡をする事。
面接日に行かなかった場合は永住権取得の意思が無いとみなされて取り消しになる可能性もあるので、面接には必ず行きましょう!(行かない人はいないと思いますが(笑))
このメールに付属されている書類に、当日出向くオフィスの場所、日時、必要な書類等が書かれているので、パートナーと一緒によくチェックをして準備しましょう。
当日必要な書類
私が持参したもの
- 日時が書かれた書類のコピー
- パスポート
- 一番初めと最後にカナダに入国した日を証明できるもの
- 証明写真2枚
- 永住権発行費用の支払い証明書
- IRCCが発行したVISAの書類
日時が書かれた書類のコピー
面接日が書かれた書類はコピーして持参します。入るときにこの紙を渡すので必ずコピーをして持参しましょう。
パスポート
身分証の提示が必要で、私はパスポートを持参しました。
一番初めと最後にカナダに入国した日を証明できるもの
面接の時に一番初めと最後にカナダに入国した日を聞かれるので覚えて行くようにしましょう。また、証明出来るものも持参するように書かれています。
私は飛行機の半券を持参しました。
証明写真2枚
PRカード用に証明写真が2枚必要になります。永住権用のサイズ、過去6カ月以内に撮影されたものでなくてはいけません。
ダウンタウンでお勧めの写真屋さんはこちらを参考にしてみてください。
永住権費用の支払い証明書
申請時に支払いをした時の領収書のコピーを持参しました。
毎回くるメールにRight of Permanent Residence Feeを払ってください!と注意書きがあります。
今回も一番初めの項目にこれが入ってました。これは私たちのダブルチェックしたのですが、申請時に支払う内訳として申請費用(申請にかかるお金)と永住権発行費用$490(PRカードを発行するお金)が別のようで、申請時に永住権発行費用は後でも支払えるシステムになっている為その時支払ってない人は支払ってくださいね!という注意書きがあります。
申請時に$1,040支払っていたらこの金額も含まれているので、支払い済みです。
そんなに月日は経っていませんが、流石に費用の名前まで覚えておらず、しかも毎回のノーティスにもしかして?と思いましたが、大丈夫でした。
もしかしたら、申請しても通らない場合は永住権発行費用はかからないからかな?とおもいました。
IRCCが発行したVISAの書類
これは期限切れのもの、有効なもの全てを持参するように記載があったので、ワーホリVISA、ワークVISA、オープンワークVISAを持参しました。
旦那さんが持参したもの
- 運転免許書
- パスポート
旦那さんの方は写真付きの身分が証明書でOKなので運転免許書でも十分ですが、念のためという事でパスポートも持参しておきました。
その他注意
面接時間として、1時間は確保しておく事。
オフィスへ来るのは早くても10分前からしか入れない。
通訳が必要な場合は連れてくる事。
もしステータスに変更がある場合は書類をイミグレにEメールで送り、面接当日にも必ず持参する事。
などが書かれています。
面接当日
私達の面接場所は、バンクーバーダウンタウンにあるオフィスでした。
10分前に建物前で旦那さんと待ち合わせて、扉のインターフォンを押して面接に来た事を伝えて中に入ります。
入口で送られてきた詳細が書かれた書類を入り口で渡し「名前が呼ばれるまで待っててね」といわれ席が空いていたので座れましたが、狭い場所にずっと立ちっぱなしな人も。
入ってすぐに待機場所、奥には個室っぽい所と、はじには仕切られたカウンターの受付。
え?まさかあの仕切られたカウンターで面接??
私のイメージでは個室に呼ばれて、初めに私だけいくつか質問されて、後から旦那さんも来て。。。なんて思ってたのでちょっと拍子抜け。
しかし、個室に行く人もいて、永住権取得目的以外の人もいるんだろうなーと旦那さんと話しながら待つ事約30分。
名前を呼ばれて言われた番号はカウンター(笑)
身分証を渡して、一致しているかの確認、ステータスに変更は無いか、扶養者は居ないか、犯罪履歴が無いか、他の国で捕まったり、入国拒否をされた事は無いかを質問され。
用紙とコンピューターと照らし合わせて「何の問題もないね!」と言われ、旅行などの予定があるかを聞かれない事を伝えるとカードが届くまでは国外に出ない事を言われました。
最後に書類に間違いが無いかを旦那さんと確認して書類にイニシャルとサインをして、「おめでとう!」と言われてカードが届くまでの書類を貰いました。
今までのVISAは「これはもう使えないからね」と言われサインが入りました。
最後に取得してからしなくてはいけない更新と、5年毎に更新が必要な事、その期間内は通算で 730日以上 (約2年)はカナダ国内に滞在しておく事等を説明されて面接は終了。
面接の感想
あまり難しい面接では無いし、英語が母国語じゃ無い人を多く対応しているから大丈夫!とネットでみたのですが、私の担当した人はちょー早口でしかも小声。。。質問も事前に何を聞かれるかリサーチしてたし、大体なんと言っているかは理解できても確信出来ず聞き返す場面も。旦那さんに助けて貰いながらの面接でした。
しかし思っていたよりはとても友好的で、時間も待ちはしましたが面接が始まってしまえば約10分で終了しました。
実はこの日は私の誕生日で面接官の人にも「初めて誕生日と永住権取得日が一緒の人とあったよ!」って驚いてました。カナダは結構おちゃめな事をするので移民局の粋なはからいかと思っていたら全く関係ありませんでした(笑)
誕生日も含めていっぱい「おめでとう!」を言って貰えた一日でした。
書類を貰ってからする事
この貰った書類にはNOT VALID FOR TRAVELと大きく記載されていました。
この書類/Confirmation of Permanent Residence は永住権更新の時に必要になるからカードが届いても捨てちゃだめです
書類を受け取ると今まで有効だったVISAが無効になります。その為更新が必要なのがSINナンバー(永住権取得後は市民権を取っても変わりません)、MSP、銀行のステータス変更、SINナンバーが変更した事を雇用主に伝える、Taxリターン時のSINナンバーの変更が必要になります。
Sinナンバーの取得、更新はこちらを参考にしてみてください。
PRカードが手元に届く
面接時にPRカードが手元に届くまでには4週間をみておいてね、と言われましたが。約2週間で手元に届きました。
PRカードの待ち時間はここで確認できます。
PRカードは常時携帯する必要は無く、パスポートと同じ扱いと思って大丈夫だそうです。旅行に行く時は必ず持って行く事を忘れすに!
PRカードと一緒に出入国を記載しておくシートが一緒に来ます、これはPRカードを更新する時、又は市民権を取得する時に必要になるので、必ず出入国を記載して、大事に保管しておきましょう。
まとめ
今迄沢山の苦労があっての最終面接、やはり緊張もあるし不安でしたが同時にこの日の為に頑張って来たんだ!!という喜びも多かったです。
必要な書類は持って行っても提示をしないで良い時もありますが、項目にあるものは全て持って行き、パートナーともダブルチェックしましょう!
イミグレから来るメールには永住権取得者に対するサポートの案内もついてきます。カナダに住むための情報や、英語の勉強が無料で出来るサポート等もありますので、是非チェックしてみてくださいね!