新型コロナウイルス感染症 カナダの現状 / Corona virus/ COVID-19【2020年3月26日まで】

2020年3月17日

コロナウィルスが流行りだし2月4日から記事を更新していましたが、この数日で状況が大きく変わったので、最新としてこちらにまとめてい行きたいと思います。

これまでの状況はこちらを参考にしてください。

最新情報はこちら

コロナウイルス/ Corona virus/ COVID-19

世界保健機関(WHO)によると,3月15日現在,新型コロナウイルス感染者は累計で約15万人となっている上,感染者数は世界的な広がりを見せています。3月11日,WHOは,新型コロナウイルス感染症がパンデミックと形容されると発表しました。

アジア圏からスタートしたコロナウィルスですが今では欧州の感染者の数が爆発的に上がっています。

世界のコロナの感染者数などが確認出来るサイトがこちら。各国が公式発表している数で完治している数も載っています。

感染者数

2020年1月25日に、トロントで中国の武漢からの旅行にCOVID-19を確認。その後少しずつ数は増えていたもののそこまでの広がりを見せていませんでしたがこの1週間で感染者が日に日に増えてい行きました。

3月13日(12日カナダ)合計で138人。未確定数合計3人。

3月17日(16日カナダ)には合計で324人。未確定数合計17人。カナダリディッシュコロンビアで初の死亡者がでた老人ホームで新たに3人の死亡者を確認

3月18日(17日カナダ)には合計で424人。未確定数合計16人。オンタリオで初の死亡者1人。BCで新たに3人死亡を確認

3月19日(18日カナダ)には合計で690人。未確定数合計35人。ケベックで初の死亡者1人を確認

3月20日(19日カナダ)には合計で846。未確定数合計27人。オンタリオでで初の死亡者1人を確認。新しくブリディッシュコロンビア、アルバータ、オンタリオで各1人の死亡を確認。

3月21日(20日カナダ)には合計で1,048。未確定数合計33人。死亡者1人を確認
死亡者は現段階では13人です。

3月22日(21日カナダ)には合計で1,302。未確定数合計69。死亡者1人を確認
死亡者は現段階では19人です。

3月23日(22日カナダ)には合計で1,432。未確定数合計42。死亡者1人を確認
死亡者は現段階では20人です。

3月24日(23日カナダ)には合計で1,646。未確定数合計445。死亡者4人を確認
死亡者は現段階では24人です。

3月24日(23日カナダ)には合計で1,959。未確定数合計833。死亡者4人を確認
死亡者は現段階では27人です

3月25日(24日カナダ)には合計で3,555。未確定数合計24。死亡者4人を確認
死亡者は現段階では35人です

3月26日(25日カナダ)には合計で4,018。未確定数合計25。死亡者4人を確認
死亡者は現段階では39人です

3月17日(16日カナダ)詳細人数

ブリディッシュコロンビア73人、アルバータ56人、ケベック39人、サスカチュワン1人/未確定3人、マニトバ4人/未確定3人、オンタリオ145人、ニューブランズウィック1人/未確定5人、プリンス・エドワード島1人海外で感染が発覚されカナダに帰還した人4人。合計で324人。

新たに感染されたと思われる未確定の人数。ニューファンドランドとラブラドール1人、ノーバスコーシア1人、ニューブランズウィック1人。合計17人。

カナダBCで初の死亡者がでた老人ホームで新たに3人の死亡者を確認

3月18日(17日カナダ)詳細人数

ブリディッシュコロンビア103人、アルバータ74人、ケベック50人、サスカチュワン2人/未確定5人、マニトバ7人、オンタリオ177人、ニューブランズウィック2人/未確定5人、プリンス・エドワード島1人海外で感染が発覚されカナダに帰還した人8人。合計で424人。

新たに感染されたと思われる未確定の人数。ニューファンドランドとラブラドール1人、ノーバスコーシア1人。合計16人。

オンタリオで初の死亡者1人を確認ブリディッシュコロンビアで新たに3人死亡を確認

3月19日(18日カナダ)詳細人数

ブリディッシュコロンビア231人、アルバータ119人、ケベック94人、サスカチュワン2人/未確定14人、マニトバ15人、オンタリオ214人、ニューブランズウィック2人/未確定9人、ノーバスコーシア3人/未確定9人、プリンス・エドワード島1人海外で感染が発覚されカナダに帰還した人9人。合計で690人

新たに感染されたと思われる未確定の人数。ニューファンドランドとラブラドール3人、合計35人。

ケベックで初の死亡者1人を確認

3月20日(19日カナダ)詳細人数

ブリディッシュコロンビア271人、アルバータ146人、ケベック121人、サスカチュワン8人/未確定12人、マニトバ17人、オンタリオ258人、ニューファンドランドとラブラドール1人/未確定2人、ニューブランズウィック7人/未確定4人、ノーバスコーシア5人/未確定9人、プリンス・エドワード島2人、海外で感染が発覚されカナダに帰還した人10人。合計で846。未確定の人数27人

オンタリオでで初の死亡者1人。新しくブリディッシュコロンビア、アルバータ、オンタリオで各1人の死亡を確認。

3月21日(20日カナダ)詳細人数

ブリディッシュコロンビア348人/死亡者9人、アルバータ195人/死亡者1人、ケベック139人/死亡者1人、サスカチュワン8人/未確定18人、マニトバ17人、オンタリオ311人死亡者2人、ニューファンドランドとラブラドール3人/未確定1人、ニューブランズウィック7人/未確定4人、ノーバスコーシア5人/未確定9人、プリンス・エドワード島2人、海外で感染が発覚されカナダに帰還した人13人。合計で1,048。未確定の人数33

死亡者1人を確認

3月22日(21日カナダ)詳細人数

ブリディッシュコロンビア424人/死亡者10人、アルバータ226人/死亡者1人、ケベック202人/未確定19人/死亡者4人、サスカチュワン25人/未確定19人、マニトバ11人/未確定8人、オンタリオ377人死亡者3人、ニューファンドランドとラブラドール3人/未確定3人、ニューブランズウィック9人/未確定8人、ノーバスコーシア9人/未確定12人、プリンス・エドワード島2人、ノースウェスト1人、海外で感染が発覚されカナダに帰還した人13人。合計で1,302。未確定の人数69人。

死亡者6人を確認

3月23日(22日カナダ)詳細人数

ブリディッシュコロンビア424人/死亡者10人、アルバータ256人/死亡者1人、サスカチュワン33人/未確定19人、マニトバ11人/未確定9人、オンタリオ425人/死亡者5人、ケベック221人/死亡者4人、ニューブランズウィック9人/未確定8人、ノーバスコーシア28人、プリンス・エドワード島3人、ニューファンドランドとラブラドール3人/未確定6人、ユーコーン3人、ノースウェスト1人、海外で感染が発覚されカナダに帰還した人13人。合計で1,432。未確定の人数42人。

死亡者1人を確認

3月24日(23日カナダ)詳細人数

ブリディッシュコロンビア472人/死亡者13人、アルバータ301人/死亡者1人、サスカチュワン65人/未確定1人、マニトバ11人/未確定9人、オンタリオ503人/死亡者6人、ケベック221人/未確定407人/死亡者4人、ニューブランズウィック9人/未確定8人、ノーバスコーシア41人、プリンス・エドワード島3人、ニューファンドランドとラブラドール4人/未確定20人、ユーコーン2人、ノースウェスト1人、海外で感染が発覚されカナダに帰還した人13人。合計で1,646。未確定の人数445人。

死亡者4人を確認

3月25日(24日カナダ)詳細人数

ブリディッシュコロンビア617人/死亡者13人、アルバータ358人/死亡者2人、サスカチュワン72人/未確定1人、マニトバ11人/未確定10人、オンタリオ588人/死亡者8人、ケベック221人/ 未確定792人/死亡者4人、ニューブランズウィック18人、ノーバスコーシア51人、プリンス・エドワード島3人、ニューファンドランドとラブラドール4人/未確定31人、ユーコーン2人、ノースウェスト1人、海外で感染が発覚されカナダに帰還した人13人。合計で1,959。未確定の人数833人。

死亡者3人を確認

3月26日(25日カナダ)詳細人数

ブリディッシュコロンビア659人/死亡者14人、アルバータ419人/死亡者2人、サスカチュワン86人/未確定1人、マニトバ11人/未確定24人、オンタリオ858人/死亡者13人、ケベック 1,399人/死亡者6人、ニューブランズウィック26人、ノーバスコーシア68人、プリンス・エドワード島5人、ニューファンドランドとラブラドール67人、ユーコーン3人、ノースウェスト1人、海外で感染が発覚されカナダに帰還した人13人。合計で3,555。未確定の人数24人。

死亡者8人を確認

3月27日(26日カナダ)詳細人数

ブリディッシュコロンビア725人/死亡者14人、アルバータ486人/死亡者2人、サスカチュワン95人、マニトバ11人/未確定25人、オンタリオ858人/死亡者15人、ケベック 1,629人/死亡者8人、ニューブランズウィック33人、ノーバスコーシア73人、プリンス・エドワード島9人、ニューファンドランドとラブラドール82人、ユーコーン3人、ノースウェスト1人、海外で感染が発覚されカナダに帰還した人13人。合計で4,018。未確定の人数25人。

死亡者4人を確認

[balloon_left4 img=”https://canadawithjapan.com/wp-content/uploads/2019/01/rui4.png” caption=”Rui”]各州の死亡者数が追加されました[/balloon_left4]

※カナダ政府の公式ホームページから午前に発表されている数を前日の日付で記載しています。

カナダの現状

3月17日以前は政府側も予防などを呼び掛ける、状況の報告などでしたが、政府が大きく動き出して、感染を爆発的に広げるのを防ぐ為の処置を開始。

14日15時頃に国外からの帰国者は2週間の自宅隔離を法律で定めました。これによりカナダへの旅行者は旅行へ来たにも関わらず、ホテルなどから出られない状態になってしまったので、空港に到着してすぐに引き返す人も多く見られました。

今後も自宅隔離は継続され、既に国内にいた人にも外出を控える事を呼び掛けています。

3月17日(カナダ16日)にカナダの首相から緊急会見があり、18日より、カナダ国籍、カナダ永住者、アメリカ国籍以外(飛行機のクルー、外交官等は特例許可)のカナダ入国を禁止する事を発表しました。

3月20日アメリカ国籍の人の入国も禁止になり、アメリカからのカナダへの入国は特別な許可なしには入国する事が出来なくなりました。

3月20日カナダ政府が条件次第で就労ビザor学生ビザ保持者も今後入国できる予定であることを公表したようです。また3月26日正式に可能になりました。詳細はライフバンクーバーさんが公式サイトを意訳しているので、そちらを参考にしてみてください。

Rui
Rui
コンサルタントや留学会社を使用している人は相談しましょう。

他にも国民に対して収入が無くなる事での家賃の支払い、食料購入は心配は要らないと宣言し連邦政府の資金で110億ドルをコロナウイルスの健康と経済的影響へ使用する事を発表しました。

月に$2000を最高4ヶ月、失業保険に入っていない人、コロナ患者看病仕事に出られない人、子供の学校閉鎖で子供の面倒を見ないといけない人、コロナの影響で経済損失がある人、自営業の人など、多くのカナダ人、永住者、働いている人達が生活補助金制度を受け取れる事になりました。

この状態を軽視する人にもこれはバケーションでは無く深刻な状況な事を理解し行動するようにと呼びかけています。

政府からは日々規制の情報を更新しており、レストラン、コーヒーショップ、バー等は客の数の縮小をする事を発表し、国民に対しても外にはなるべく出歩かない事を強く呼びかけました。カナダ時間3月20日にブリディッシュコロンビアでは全てのレストランは持ち帰り、デリバリーのみの営業になりました。

3月26日生活に必須でないお店(洋服屋さんや雑貨屋さん等)の閉店。

公共施設は次々に閉鎖しており、BCのスキー場、ジノやゲームセンターなどはも閉鎖しています。

カナダは国の警察と市の警察ではいろいろと異なるのですが、市の警察が国の警察と同じ権力を持つ事が出来るようになりました。

外出をしないように呼び掛けていますが、街中人と会う時も社会的距離(social distance)2メートル以上の距離を保つ事を呼び掛けています。

Rui
Rui
普段は賑わう繁華街も歩いてる人は余りおらず、まさにデットタウン化しており、お店も開いているお店は少なく、通常なら行列のお店もガラガラの状態です。

在バンクーバー日本国総領事館からの最新メールでは下記のような情報が送られてきました。

3月16日,トルドー首相は,新型コロナウイルス対策として,カナダ国民及び永住資格(PR)保持者以外のカナダへの入国を18日から禁止する旨発表しました(航空クルー,外交官,カナダ国籍者の家族,米国民を除く)。入国できても,その後は14日間の自己隔離が求められます。
あわせ,3月18日から国際線を受け入れる空港がトロント,モントリオール,バンクーバー,カルガリーに限定(現時点においてアメリカ,メキシコ,カリブ諸国,サンピエール島及びミクロン島からの航空機を除く)されるとともに,空港での水際対策がよりいっそう強化されることも発表されました。
また,16日,ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は,新型コロナウイルス感染拡大防止策の一環として,50人以上のイベントや集会,スポーツイベントの禁止や介護施設への不要不急の訪問の自粛要請などを発表しました。
BC州でも新型コロナウイルス感染者が累計で103人(3月16日現在)と日々増加しており,状況も刻一刻と変化していますので,州政府及び各保健局の最新情報を収集しつつ,手洗いの励行などの感染症対策をこれまで以上に徹底して,引き続き感染予防に努めてください。(在バンクーバー日本国総領事館)

3月18日,トルドー首相は,カナダ・米国間で不要不急の渡航を一時的に概略以下のとおり制限する旨発表しました。なお,この制限の具体的な開始日時については,近く発表される予定とのことです。
(1)カナダ・米国間ですべての不要不急の渡航を一時的に制限する。旅行者がレクリエーションや観光のために国境を越えることは許可されない。
(2)ただし,カナダ・米国間のサプライチェーンは維持され,不可欠な渡航については影響を受けない。
また,18日,ブリティッシュ・コロンビア(BC)州政府は,新型コロナウイルス感染拡大を受けて,非常事態宣言(state of emergency)を発表しました。また,ユーコン準州も公衆衛生上の非常事態宣言を同じく18日に発表し,公立学校の休校や公共施設の閉鎖について発表しました。
BC州でも新型コロナウイルス感染者が累計で231人(3月18日現在)と日々増加している上,BC州内の様々な地域で新たな感染者が発生しています。また,各地方自治体でも感染拡大防止のための様々な措置が相次いで発表されています。州政府,地方自治体及び各保健局の最新情報を収集しつつ,手洗いの励行などの感染症対策をこれまで以上に徹底するなどして,引き続き感染予防に努めてください。(在バンクーバー日本国総領事館)

3月20日,カナダ政府は,カナダとアメリカ合衆国との間での不要不急の渡航中止が20日夜に発効すると発表しました。
また,ブリティッシュ・コロンビア(BC)州保健省は,新型コロナウイルス感染者が累計で348人(3月20日現在)となった旨発表しました。感染者数は日々増加しており,かつ,BC州内の様々な地域で新たな感染者が発生している状況です。それを受け,BC州保健省は全てのレストランに対し,閉店するか,テイクアウトまたはデリバリー形態にするよう命じています。今後も社会生活に影響が及ぶ措置がとられるものと予想されますので、州政府,地方自治体及び各保健局の最新情報を収集するとともに,手洗いの励行などの感染症対策をこれまで以上に徹底するなどして,引き続き感染予防に努めてください。
最近はまた、日本帰国後の自宅待機に関する照会も増えております。下記の厚生労働省HPで最新状況をご確認ください。(在バンクーバー日本国総領事館)

3月22日夜、ユーコン準州保健当局は,同準州でも新型コロナウイルス感染者が2名発生した旨発表しました。これを受け,更なる感染拡大を防止するためとして、ユーコン準州保健当局は、(1)ユーコン準州内外への不要不急の渡航の自粛、(2)カナダの他州及び国外からユーコン準州に入る全ての人に対する14日間の自己隔離、(3)レストランの営業制限及びバーの営業停止、(4)10名以上の集会の自粛、といった措置をあわせて発表しました。
今後も社会生活に影響が及ぶ措置が続くものと予想されますので、州・準州政府,地方自治体及び各保健局から最新情報を収集するとともに,「社会的距離(social distance)」の維持や手洗いの励行などの感染症対策もこれまで以上に徹底するなどして,引き続き感染予防に努めてください。(在バンクーバー日本国総領事館)

スーパーの状況

バンクーバーでは先週まではコストコに人が集中したぐらいで通常のスーパーではトイレットペーパーも品薄な所もありましたが購入可能な状態でした。

しかし政府が本格手に動き出した事で数日で状況が一変。トイレットペーパーはもちろん無く(笑)

ペーパー以外にも缶詰、冷凍品が売り切れの商品がめだちました。

Rui
Rui
政府は外出を控える事は勧めていませんが禁止はしておらず、日用品の買い物等は通常通り出来る事を伝え、パニックや買いだめをしないようにと呼びかけています。またスーパー側にも人込みにり感染リスクが上がらに要に入場制限や1メート以上の距離を他のお客さんと保つようにお店側でも対応しています。

3月22日早朝にダウンタウンのスーパーに行きましたが混乱は無く、トイレットペーパーの棚に少しですがある状態。

生鮮野菜は売り切れの商品は特にありませんでした。

売り切れが目立ったのがパスタ、乾物、缶などの保存食系でした。

Rui
Rui
スーパーでも社会的距離(social distance)をまもるようにレジの列には各2メートルずつにポールが立ち、店内もお互いを避けるような動きでまるで鬼ごっこをしているようでいた。

他国で死亡者が増加のわけ

イタリア、イランなどで死亡者が後を絶たない原因の一つに人工呼吸器が足りていないのが大きな理由とされています。コロナにかかり重病になった場合の治療に人工呼吸器が必要なのですが、それが無く死亡しています。

イタリアでは若い人達の重病者も多く、その治療の為に高齢者の人口呼吸器よりも若者に優先して使用せざる状況になっているようです。

UKでは車等の工場は人工呼吸器の製造に切り替わり、ホテルは病院へと変わっています。

カナダでの対策

カナダでは下のグラフのように感染者が津波のように増え病院での医療が追い付かなくなり、死亡者が増える事を一番懸念しており、下のなだらかな曲線のように感染者が一気に増える事が無く、感染者を一定に保つ事が出来れば医療がいきわたり死者数も最小限に止め終息させて行けると考えており、そうなるように対策をしています。

引退した医師の免許を復活させ医療機関に戻し、緊急では無い手術の延期等をし今後の患者数拡大に備えているようです。

HUFFPOST CANADA
HUFFPOST CANADA
Rui
Rui
死亡者が少数である段階にも関わらずここまでの対策を取ったカナダ。経済は大きなダメージを受ける事になりますが、第一に国民の安全を考えた対策だと思います。

長引けば長引く程様々なダメージが大きくなっていきます。一人一人が真剣に受け止め行動し、早期終息に向けて行動する事が今は大切だと思います。

感染拡大

UKの最新の感染者から感染拡大を計算できるソフトを使用して研究を行っている機関では数字を元に考えても、症状がでてからでは無いと人には移らないという説は間違っているのでは無いかという議論がなされてい居ます。

また日本でも厚生労働省から以下の見解の発表がありました。(2020/03/17付け)

(1)症状の軽い人からの感染拡大
これまでは症状の軽い人からも感染する可能性があると考えられていましたが、この一両日中に北海道などのデータの分析から明らかになってきたことは、症状の軽い人も、気がつかないうちに、感染拡大に重要な役割を果たしてしまっていると考えられることです。なかでも、若年層は重症化する割合が非常に低く、感染拡大の状況が見えないため、結果として多くの中高年層に感染が及んでいると考えられます。(厚生労働省)

カナダではマスクや消毒用品は医療関係に優先して届いていいるのは良いと思うのですが、日本でいう「咳エチケット」が広がっていないので、症状が出ていないから大丈夫では無く、既に自分もウィルスを持っているかもしれないという事を踏まえての行動を心がければ、感染を少しでも下げる事が出来るのでは無いかと思います。

[balloon_left4 img=”https://canadawithjapan.com/wp-content/uploads/2019/01/rui4.png” caption=”Rui”]仕事場でもくしゃみや咳ををしていても「アレルギーだから!」とお構いなし、普通に近くで話すし、「私には関係ないわ~」と発言している人も多く、内心恐怖でした。[/balloon_left4]

Rui
Rui
今回政府がいろいろと対策を取ってくれたおかげで不安な場所に行く事を問題無く避ける事が出来てとても安心しました。

感染予防

コロナウイルスは原則として飛沫感染により伝播します。現時点では空気感染の可能性はきわめて低いと考えられます。(日本感染症学会)

濃厚に接触することによる飛沫感染のほかに、ウィルスを触った手で粘膜(口や目、鼻など)を触る事により感染する接触感染があります、顔を触れる時には清潔な手で触れるようにしましょう。

症状が出て無くても感染するという説が高くなってきています。人との接触は出来るだけ控えて、他人との距離を2メートル確保しましょう。

日常生活ではエレベーターやドアノブ等複数の人が触る事多い所は特に注意が必要で触った後は手洗い、除菌スプレー等を必須にしましょう。

人込みから帰宅したらまず手を洗い、うがい、歯磨き、衣服はそのまま洗濯機へ、そしてシャワーを浴びる事でウィルスを家に持ち込む事を防ぐ事が出来ます。

購入してきたものは最低1日は玄関など特定の場所に置いたり、外の袋等は外した後は良く手を洗いましょう。

一番感染の確率が高いのが空港です。現在多くの場所で入国制限がされています。しかし国内は移動が可能な所がほとんどだと思います。

多くの人が利用する空港。マスクはもちろんですが、座席の周りは消毒用のティッシュで拭く事やトイレや食事の前は手洗いをきちんとして、ジェットタオルは使わない方が良いです。

インフルエンザと同じように、喉の潤いを保つ、外部との接触を避ける、手洗いうがいをしっかり行う等が効果的です。

潜伏期間は最大14日程度と考えられていているようです。

犬・猫への感染も確認されているので、状態が落ち着くまでは、ドックパークや公共の場所での動物の接触は避けた方が良いかもしれません。また死んだ動物などにも触らないようにしましょう。

体調がすぐれない時は外に出ない方がコロナに感染するリスクも減りますし、コロナで体調が悪かったとしたら移すリスクも避けられます。

Rui
Rui
上記の対策方は国の公式は発表されているものと、看護師の友人のアドバイスを元に書きました。 いろいろあり過ぎて窮屈になりますが、ストレスも免疫力を下げる原因の一つになります。感染予防の大切ですが、自分の体を健康に保つ事が大きな予防につながります。

コロナは傷口から感染するのか?

私のように膿疱が裂けて、酷い時には皮膚が無い状態になる訳ですが、その場合傷口から感染する事はあるのでしょうか?

別で記事をまとめたので興味のある方はチェックしてみてください。

まとめ

3月上旬に日本から帰国していて、2週間は自身でなるべく外出を控えていようと行動していて、やっと自由~!と思っていた矢先に今度はカナダが深刻な状況へ、、、。

自粛が始まった当初首相がコロナ対策に連邦政府の資金で110億ドルを使うと発表されました、そして現在は国民のサポート、企業へのサポート、新医療への投資、などなど金額は膨れ上がっています。(今後大丈夫か。。。)

これもちろん今後の税金で国民が返済していく形になる訳で。どういう影響がでるかまだ分かりませんが、通常時でも税金が高いカナダ。本当に早く終結して欲しいし国民もカフェでお茶したり、バーで飲んだくれてないで(笑)自粛してくれと思います。

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