カナダでのコロナ生活。緊急事態宣言後の為に読んでおいて欲しい事
コロナウイルスとの生活
新型コロナによる影響を受けている世界。日本は危機を越したかと思っていたのがオリンピック延期境に続々と感染者の数が増え、政府も急に動き出してとても中途半端な状態で不安な人も多いと思います。
海外と日本では状況や環境が違いますが、こな事もあり得るんだなって事を頭の隅にでも置いといて欲しいなと思います。
カナダの現状
カナダは死亡者が数名、感染者も100人を超えて無いぐらいで本格的に動きだし、現在カナダではカナダの市民権、永住権、または観光以外のVISAを持っている人以外は入国できません。
各州の行き来は禁止されていないものの、ブリディッシュコロンビアでは生活に必要でないお店は閉まり、会社にも運営停止するように政府から電話がかかってきて、密閉された空間で無い事、10人以下でソーシャルディスタンスィング(他の人との距離を2メートル離れている事等の感染予防対策)をまもっている事、守れる環境である事など条件を満たしていないと締めなくてはいけない。
公共施設は閉まっていますし、レストランはテイクアウトやデリバリーのみで、バーやクラブ、娯楽施設は閉まっています。
買い物もカードの支払いのみで現金が取り扱い不可の所がほとんどです。
また、規則を破ったお店は、会社は$50,000の罰金の対象になり外でもソーシャルディスタンスィングを守っていないと$1,000罰金になります。
しかし外出禁止までは要請されて居なく、自由に外に出る事ができます。
それでも止まらない感染者
100人200人単位で感染者が増えると国全体が隔離生活を指示してようが直ぐには止まりません。
カナダのケッベク州ではそれまで数百人だったのが数日前たった一日で1,000人以上の感染者が確認され今日7,944人。
今でも感染者数はカナダ全体でも止まっておらず最近では一日約600人以上毎日の感染者数も増えていき今は約1,000人以上の感染者がで続けています。
ブリディッシュコロンビアでは隔離指示がでてからちょうど3週間新しい感染者数が減っていきました。これで今後今の状態をキープできる、外出禁止や他の規制は状態をキープで来ている事で発令される事が無いと思います。
見えない敵との闘い
我が家で話題になったのが今まで色々な争い、戦いがあったけど、ほぼ全世界に被害者が出て攻撃を受けてる今の状況が今までにあっただろうか。。。
そしてその敵は目に見えなくて
何処にいるか分からない
本人は知らないうちに銃の弾を持った人が銃となり弾を乱射してる。
体の心配だけで無く、経済的にも、精神的にも厳しい状態。
いつ終息するのかも分からない。
加害者にも被害者にもならない一番の方法は家にいる事。
私自身すでに隔離生活を送って1ヶ月になりますが、目に見える外の風景はいつも通り流れてて不思議な感覚になります。
若者もそうですが、年配の方も死亡率が高いのにも関わらず、やはり危機感を持つのが難しいのかな? と思います。
旦那さんのお母さんは別の州に住んでいるのですが、当初いくら旦那さんが言っても対策はせず外出、友人に会いに行ってしまったり自由でした。
しかしいざ、お店が閉まったり、外出しないように政府が動き出して、自分の周りで感染者があっと言う間に増えていき少々パニックに。
外出しない理由
外出しないにはコロナの感染を防ぐ、感染させるリスクを軽減させるだけではありません。
今カナダでは自然の中でのアクティビテーもしないように呼び掛けています。何故ならそこで事故など起きた場合にコロナの対応で普段以上に治療や救助が出来ない状況にあるからです。
さらに、コロナの患者のいる病院で治療を行わなくてはいけないのは感染のリスクを高めるからです。
忘れてはいけないのは病院はコロナの患者さんだけではない事です。既に入院されている人、新たな病気での緊急搬送、コロナに関係の無い患者さん、通常なら命が救えていた患者さんも医療崩壊で救えなくなってしまうのです。
本人が意識しない限り防ぎようがない。
地方は都心より感染者が少なく危機感を持っている人は少ないと思います。
親御さんや家族、友人にはこまめに連絡をとると良いと思います。
日本は今他の国より初めての感染者が早く出たこともあり、体の被害より、経済的、精神的な被害が多いように感じます。
東京は最近ロックダウンするかしないかなど危機感を増していますが、日本全体で考えると医療機関も大丈夫みたいだし、まだ爆発的な広がりはみせていないようですが、政府の対応が不安を感じてたまりませんよね。
手洗い、人との距離はとる、出来ればマスクをする事は最低限気をつけてください。
エレベーター、スマホ要注意です。
隔離生活になって
毎日のように状況が変わります。政府の言っている事も変わります。振り回される事もあります。しかし、ムカつこうが、反対であろうが、政府が決めた事が絶対になってしまいます。
なので、政府、都道府県や市区町村の発表に注目してください。
自分がこうなるかな? と思う事は先に行動しておく事でパニックに巻き込まれなくて良くなります。
今後必要になりそうなものは前もって準備、オンラインショッピングはいつ配達されるか分からなくなるので余裕があるうちに注文しておくなど、個人で必要なものって各自異なると思うので、少しずつ何時もより余分にストックしておくと不安も少なくなります。
まだロックダウンの必要が無い地域の人も1週間は大丈夫!という食品や生活必需品を揃えてみると良いと思います、揃えてはみたものの後からあ、あれがない、これも必要だなっていうのが出てくると思います。
特に輸入品は輸入がストップする可能性もあるので、余裕があるうちに購入しておきましょう。
持病や必要な薬がある人は多めに貰えるなら多めに貰い市販薬もストックしておくのをお勧めします。
料理を普段しない人にはレシピの食材が届く宅配サービスを利用するのも便利です。
支援が必要な人は遠慮せず受けてください
途中で内容が変わったりする事もあると思います。そんな時でも冷静に、でも諦めず申し込んでください。知らないってだけでいろんな支援があります。
特に自営業・フリーランスの人は大変な時期に既になっていると思います。使えるサポートはどんどん使いましょう!
日本では利子や保証人が必要な銀行や消費者金融、クレジットで借りなければならないと思っている方は、絶対に社会福祉協議会にすぐ相談するべきと注意を呼びかけてます。
コロナ詐欺も多発しています。おいしい話しに飛びつくのでは無く冷静に判断、または家族や友人に相談しましょう。
行動しよう!
意見がある場合はちゃんと伝わる方法で抗議しましょう。
今だからこそ、国民側の意見も通りやすいと思います。
検討中の事、決まった事でも声を上げれば変わる事もあります。
一人でバラバラで役所などに行ってもパニックになるだけです。今はインターネットという便利なものがあるじゃないですか。
賛同出来る意見があるなら賛同し、自分が賛同出来るものがなければ自分が先導して行動すれば変わる事もあると思います。
柔軟に適応していくのが鍵
よく、いつ終息するんですか?とインタビューで耳にしますよね。
誰もが気になる所ですが、今それが分かる人は誰も居ないいのでは無いかと思います。
終息しかけていた所でまた感染者が増えだす事もあるだろうし、どんどん拡大していってしまうかもしれない。
インフルエンザのように今後毎年流行る感染病になるという意見もありますが、私もその意見に納得する部分が大きいです。
じゃあいつまで経っても普通の生活に戻れないじゃない!!!と思うかもしれませんが、今それを各国が一所懸命通常の生活に戻れるにはどのくらいの対策が必要で、どれくらいの隔離がラインなのかを探っているのだと思います。
今は特効薬やワクチンが無いですが、まずはそれが出来るまでは各国が爆発的な感染を起こし医療崩壊をしないように管理する事が今できる最善の策だと思います。
しかし私達が理解をしておかないといけないなと思うのは、普通の生活が以前とは全く同じのようにはならない事。だと思います。
特効薬やワクチンが出来れば医療崩壊を起こす事は無くなると思いますが、インフルエンザのように今後気を付けなくてはいけない感染病の一つになると思います。
薬が出来き使用出来るまで、早くても半年~2年かかると言われています。
今はいつ終わるか不安を抱くよりも、コロナとどう共存していき生活をしていくかを考えた方が、いろいろ考え方が広がると思います。
コロナから離れる時間を作る
いろんな情報が溢れて、毎日更新されている情報をキャッチするのは大事ですが、コロナの事を考える時間を無くすようにしましょう。
本を読む、ゲームをするワークアウトをする、この機会にオンラインで取れる資格に挑戦するなど、今まで時間が無くて出来なかった事を初めてくれるいい機会になると思います。
今迄在宅で働いた事がない人は新しい環境に慣れるのに大変だと思います。
私もフリーランスで働いているので、会社に行っていた時より自己管理が大変だと思う時があります。コロナの情報を読んでいるだけであっという間に時間が過ぎてしまう!そんな事の無いように、仕事の時間は仕事に集中できる環境を少しづつでも整えていけると生活リズムが整うと思います。
愛を忘れずに!
不安な時期が長くなればなるほど、世界全体が不安定になってくると思います。今はインターネットでどんな世界の情報も知る事が出来ますが、良い面も悪い面もあると思います。真実を見極めるのが難しい世の中になってきています。
海外の暴動やショッピングセンターを襲撃、略奪などの映像は過去のものを今起きているかのように配信しているものも沢山あります。
恐怖は恐怖を呼んで思いもよらない行動をさせてしまう事があります。
現在カナダでは暴動といった暴動は起きていません。それとは逆にバンクーバーでは夜7時になると医療関係者に向けて歓声が送られます。
医療関係者のみならず、隔離生活をお互い今日も1日やり遂げた!一人の人も孤独を感じないようにという効果もあると思います。
私達がカナダが自粛を始めた頃に合言葉のように使っていた言葉、少々パニックになってしまった義母にかけてた言葉は『真剣に対応する必要はあるけど、落ち着いて、パニックになる必要は無い』でした。
夫婦二人ですが隔離で少しピリピリする事あります。しかし、今は笑顔と相手を思いやる気持ちがとっても大事な時期だと思っています。
今流行りの合言葉は「家に居るだけで命を救えるヒーローになれる!」です
どうか笑顔を忘れずに!!