フォニックスをしれば単語量が増える!ゼロから始める英語の勉強。
フォニックス/ Phonics
フォニックスってご存知ですか?ここで知らないよ!って方はフォニックスを知る事でこの先の英語の勉強が大きく変わってきます。
実際に私はカナダに移り英語の勉強をする上で、フォニックスを知らずに勉強してました。。。もともと単純暗記が苦手な私。どうしても単語が入ってこない、綴りが覚えられない、読めない。それがフォニックスを知った事で、スペルミスが減り、初めてみる単語でも正しく読める事が多くなり、単語が覚えやすくなりました。
フォニックス/ Phonicsってなに?
綴り字と発音との間に規則性を明示し、正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つで、英語圏の子供や外国人の5歳か6歳頃にフォニックスを用いて英語の読み方を教える方法です。
日本人だとはじめに「あいうえお」の練習をしますよね?ドーはドーナツのドー♪など単語と発音を合わせて学んでいきます。そして読み書きの練習に入ります。
英語圏の子供達も一緒で5歳か6歳頃にフォニックスを用いて英語の読み書きを覚える勉強を始めます。
私達が子供の頃そんな英語の勉強ってしましたか???
いや、私が幼い頃はまだ小学校に英語の授業なんて無かったし、中学校でも習わなかった。
そう、このフォニックス、学校では教えてくれないんです。
[balloon_left4 img=”https://canadawithjapan.com/wp-content/uploads/2019/01/rui4.png” caption=”Rui”]そもそも正しい発音すら教えて貰えてないんです。[/balloon_left4]
英語の読み方を無理やりカタカナに変えて読ませて覚えさせる。これが日本人の英語が外人に通じない大きな理由です。
フォニックスだけでは無く発音記号も英語を学ぶ上では大事になってきますが、発音記号をきっちり暗記した記憶は無く、ただただ単語にカタカナ英語をあてて勉強していた記憶があります。
子供の頃は聞く→覚える→読む→書くの順で自然といろんな言葉を覚えて行きます。しかし大人になると既にいろいろな知識があるのと、子供は長い年月をかけて言葉を覚えて行きますが、大人の場合限られた時間の中で学んでいかなくてはいけません。
先にフォニックスや発音記号を覚える事で、子供とは違った方法で効率よく覚える事が出来ます。
各国によって英語のアクセントは変わってきますが、ベースがしっかりしていれば、伝わるし理解が出来るんです。
例えば drink カタカナ英語だとドリンクですが、ド・リ・ン・クと一文字事言おうが伝わらない率が高いです。カタカナで当てはめるとしたら、ドゥルッンクッが近いかな~と思います。
dr そのまま読みだとドラ??ディアー? Doctorの省略だったりdrink には近づけないですよね?
そもそもdド・riリ・nン・k クとローマ字読みしている時点で本来のdrinkとはかけ離れていってる。
それをフォニックスに当てはめるとそのまま発音する連続子音となりドゥルとなるので、drinkのdrはドゥルという発音になるという事が分かります。
日本語英語はびっくりするほど日本の生活に馴染んでいます。コーヒー、ドア、オレンジ、アップル、サンキュー、ソーリー、スマートフォン、ドライ、ランドリー、アレルギー、カレー、コーラ、ファン、、、などなど、今あげた中で読めない、何か分からないという人はいないと思います。
しかし、上記にあげた単語をそのままいっても通じない確率が高いです。なぜなら発音が違うから。
日常生活で使っている単語ほど、矯正するのは難しくなります。新しい単語をこれから覚えるには、ローマ字、カタカナ英語では無く、単語、発音記号のセットで正しい発音をする事が通じる英語を話せるようになってきます。
ネイティブの場合文字の文脈から読み取って貰えたり、日本語英語に慣れてる人だとR・Lの発音が苦手なのが分かっているので理解してくれますが、みんながみんな日本人英語に慣れている訳では無いですし、熱心に理解しようとしてくれる人ばかりでは無く、仲良くなりたくても話すのが疲れると親密になれない一つの原因になります。
フォニックス/ Phonicsの仕組み
フォニックスは英語の発音とスペルの規則性をルール化していてルールが分かっていると、耳で覚えている単語が書ける、初めてみる単語でも読める率がグンと増えるんです。
単純に単語を暗記するのが苦手な私はこのルールがあって、答えを導きだせるフォニックスは書ける単語がとても多くなりました。
フォニックスを理解出来れば全部理解が出来る??!!
フォニックスを理解出来たら全部の単語がスラスラ読み書きできちゃうか??!!かというとそうでもありません。
フォニックスにはルールがあると言いましたが、このルールが凄く多いんです。。。そして当てはまらない事も。
冒頭でも書きましたが、フォニックスを知る事で、スペルミスが減り、初めてみる単語でも読めるようになり、単語が覚えやすくなったように、発音がしっかり出来るようになるというよりは、聞いた事がある単語を書けるようになったという実感の方が多きかったです。
発音記号とフォニックスの違い
発音記号は学校でも習うと思いますが、発音記号は辞書などをみないと書いていないので、単語+発音記号で覚えないといけません。
フォニックスを独自の表で発音勉強を提案してたりもしますが、フォニックス自体当てはまらない事も多いので覚えなくてはいけない事が多くなるだけな気がします。
発音記号は辞書に使われているだけあり、正しい発音を知るにはやはり優秀。
どっちが必要なの??正解は両方だと思います。
単語+発音記号+フォニックスで覚えると単語によってこれはフォニックスに当てはまるなーこれは発音記号に当てはまるなーとなんとなくでもいいので、頭に置いとくだけで、単語を発音する、書く時に正しい単語を導き出す手助けをしてくれます。
日本語ではAが単語にでてくると「アやエイ」と書かれるけど、実際は「ア・エ・アとエの間・アとオ間」など別の発音になります。
[balloon_left4 img=”https://canadawithjapan.com/wp-content/uploads/2019/01/rui4.png” caption=”Rui”]日本人にしてみると違いが無いように聞こえますが、英語圏の人達からすると大きな違いで何をいっているのかほんとに理解できないようです。[/balloon_left4]
Aだけでなく、これに別のアルファベットが加わるとさらに発音は変わってきます。
例えば Tea ティァ? テェア?
ea は「いー」とも「え」とも発音するんです。これを知ってるとTea という単語を書く時に発音ではイーでもTiiでもTeeでもなくTeaだなっていうのが分かるようになってきます。
またサイレントeのルール、マジックeは聞いた事があると思います、ph, whが発音されないなど、これらフォニックスのルールの一つ。
英語を勉強すればするほど、知らなかった事がいろいろ出てきます、一つの単語を学ぶだけで、いくつもの意味、文法、使い方があり、ほんとに終わりがありません。
学校の試験などで、出る範囲、単語が決まっているならそれだけを、その意味で覚えればいいですが、日常生活では学校のテストのように使われる範囲も単語も決まっていません。
フォニックスの勉強法
英語の勉強法は様々あり、参考書等も山ほどあります。自分が楽しんで勉強できる、自分にあった勉強法をみつけると、長期的に楽しく学ぶ事が出来ます。
フォニックス教授の英語発音教室
私がフォニックスの勉強に利用しているのが、「フォニックス教授の英語発音教室」フォニックスの基本のルールから音声も聞ける発音ルール、単語+発音記号+フォニックスの組み合わせで口の形の絵も交えて分かりやすく解説してくれています。カタカナでは本当の発音に近い書き方をしてくれています。
発音記号と発音方法の一覧表を無料で配布もしていて、反復練習にもピッタリ。
おいうえおフォニックス
子供向けにはもっと優しく分かりやすく教えてくれている「おいうえおフォニックス」がお勧め。
Ally アリー 小さな英語の先生 Fuzzy ファジー 元気な女の子 Super Fuzzy スーパーファジー このサイトを作った人 のゆるーいキャラ3人が登場人物で、楽しくフォニックスを教えてくれます。
カラフルなサイトに勉強!!というよりも音楽や漫画、キャラクターを使って遊びながら学べるので子供の興味も引きやすいと思います。
ネイティブのYouTube
YouTubeで「Phonics」と検索するネイティブの子供達がみるYouTube動画がいっぱい出てきます。
ネイティブの英語を日常的に聞く事は英語上達のキーになってきます。
英語がペラペラしゃべれないのに「そんなのおこちゃまがやる事だ」と思った人はペラペラになるって目標から遠ざかるばかり。。。
もちろん、そのレベルをクリアした人は良いですが、出来ていないのに上ばかりみてると基本が無くいつまでたっても英語レベルは不確かなものになっていきます。
まとめ
今回はフォニックスはなんなのか?という事をまとめてみました。
カナダに来て4年が過ぎ日本に居る時よりもより英語環境になり、テストの為にも日常の為にも英語は必須。それでもまだまだ知らない事がいっぱいで本当に終わりが無いなーと感じました。
当初はアイエルツの試験を受けなくてはいけなかったのでテスト用の勉強ばかりしていました。
その分日常会話はそこまで伸びず。
今はテスト勉強では無く日常会話が中心ですが、明らかに読み書きはレベルが落ちてる気がします。特にライティング。
最近は初心にもどって、基本の英語、初級の英単語等の復習を始めました。
日常で過ごしていると変な癖や間違って使っているのに気づいてないって事も結構あるのでその修正をしています。