全身に湿疹が出て毎日眠れない、、、止まらない汁に痒み

前回掌蹠膿疱症再発とその他の皮膚病の発症と治療について書かせて頂きました。

今回は湿疹がでてからの日々について書いて行こうと思います。

※実際の写真を使用しているので、少々痛々し写真になります。苦手な方はご遠慮ください。

全身湿疹で夜も眠れない。。。。

レストランは辞めれて生活も体を休める日々になったのにも関わらず、少し良くなった湿疹は今までため込んでいたものが爆発したように全身に広がっていきました。

それも一つの症状では無く、ぽつぽつと全身にしこりのように出てくるもの、円形で湿疹の塊のようなもの、乾燥で荒れている感じのものと、様々。

湿疹 湿疹 湿疹 一番酷くなっていたのは頭皮でした。汁がずっと流れているような状態で止まらない、、、貰った頭皮用のローションタイプのステロイドはアルコールが入っているからか、めちゃめちゃしみて痛い状態。傷が深くなり、出血も。

湿疹 湿疹

[balloon_left4 img=”https://canadawithjapan.com/wp-content/uploads/2019/01/rui4.png” caption=”Rui”]とても衝撃だったのが、自転車を乗った時に風が痛い!!ヒリヒリする感じとはまた違いツーーーンと頭全体に広がる痛みに自転車に乗れなくなりました。[/balloon_left4]

この時ちょうどカナダでは夏で暑さが余計に痒みを増し、家にいる間はアイスジェルの上に座り、あらゆる所にアイスジェルをして、外出中も痒みが酷くなったら使えるようにアイスジェルを携帯していました。

夜は痒みで眠れず、眠れても痒みで目が覚めて夜中にシャワーを浴びたりしていました。

掌蹠膿疱症も復活していて、違う感覚の痒みが体中に広がりました。

それでも何とか自分が出来る事をしようと、なるべく通常の生活を送っていましたが、ある日まだ症状が出ていなかったお腹周りと背中全身に一気に湿疹が広がりまさに全身湿疹に襲われてしまいました。

湿疹 湿疹

Rui
Rui
かきすぎて体中に痣も。。。

湿疹

Rui
Rui
こんなちっちゃい湿疹であってもとてつもなく痒いんです。。。

湿疹

旦那さんも流石にもう限界だと思い再度皮膚科に行く事になりました。

プレドニゾロン/ prednisoloneとの出会い

皮膚科での診察を受けて貰った薬がプレドニゾロン(ステロイド剤薬)で1ヶ月の間に飲む数を減らして行く服用方法で副作用が強い為1ヶ月以上の使用は出来ないと言われました。

その間医者からはなるべく汗をかかずに安静にしている事、使用量をちゃんと守る事を言われました。

そしてその頃には薬代のカバーする保険にも加入出来ていて、ステロイドのシャンプー(保険外だと$150ぐらいします)も処方してもらい、この一カ月で徹底的に体の中で攻撃しているものを抑えよう! というものでした。

それと並行して紫外線治療にも通うように言われました。薬で痒み、炎症を抑えて皮膚の悪化を防ぎ紫外線治療で本来持っている肌の機能を強くしていくという治療方法でした。

Rui
Rui
使用し続けるとムーミンフェイスになったりその他副作用が強い事を説明されましたが、1ヶ月未満であればさほど副作用が無いという事で薬の服用を決めました。


プレドニゾロンの効果

初めは8錠を3日間服用、3日事に1錠ずつ減らしていって一カ月で使用を止めるという流れで服用をスタート。

服用して2、3日目で効果が出始めて、全身真っ赤だった肌が落ち着いて来て、夜も眠れるようになり、その後はなんで今迄出してくれなかったの!と思うほど治って行きました。

一カ月では全部完治とはいかず、まだ体の湿疹、特に悪化が酷い所と頭皮はまだ正常とは言えませんでしたが、夜が眠れる。。。それだけで体力的にも精神的にも救われました。

Rui
Rui
昔からアトピー持ちで塗るステロイドは良く使っていましたが、飲み薬は経験が無く、副作用も強いという事で抵抗もありましたが、今では使って良かった!!と心から思います。

まだ直っていないし、私的にはとりあえず完全に一度消えるまでプレドニゾンを使いたかったのですがドクターストップ。

その代わり副作用が低くちょっとずつ効果があるプレドニゾンの注射をお尻にブスっと刺されました。(注射は無料)

その後は塗り薬と紫外線治療に通い、普段から日に当たる事を進められていたので、キャンプに行っては10分程度の日光浴をするようにしていました。

全身に覆われてからプレドニゾンを使用してから生活がだいぶ楽になりました。

Rui
Rui
ステロイドは悪!!のような風潮はありますが、私はこの経験を通して使用する時には使用するべきだと感じました。使用し続けると効果も薄れてきますし、依存するのは先を考えると良く無いと思います。

特にお子さんへの使用は気を付けた方が良いと思いますが、悪化している時にステロイドを使用して、状態が良い時に体のもっている自然治癒力を回復させステロイドの使用しない期間を伸ばしていくという方法はとても効果的だと感じました。