カナダファミリークラス 国内・国外申請・申請してからの待ち時間
国内申請?国外申請?
永住権の申請をファミリークラスで行う場合に国内・国外申請と二つの申請方法があります。
申請する前にどちらにしようか迷う項目だと思います。今回は申請するにあたり二つの違いを比べてみたいと思います。
申請してからの待ち時間
以前は国内申請には長い時間がかかり、国外申請の方が早く取得が可能でした。
友人は以前国外申請で3カ月で取得していました。
私が申請した時は国内、国外共に12カ月と同じ待ち時間だったので、国内申請にしました。
公式サイトで待ち時間が確認できるので申請前に確認してどちらにするかの参考にすると良いと思いまます。
国内申請・国外申請の違い
待ち時間以外にもいくつか異なる事があります。
国内申請 | 国外申請 | |
申請者の居住地 | カナダ国内 | カナダ国内外 |
Open Work Permitの申請 | 可能 | 不可 |
結果に不服があった場合 | 上訴できない | 上訴できる |
カナダ国外への旅行 | 入国時にリスクがある | 出来る |
待ち時間/2019年1月 | 12カ月 | 12カ月 |
以前は国外申請の方が早かったですし、滞在できるビザを持っていたので国外申請にしようと思っていましたが、待ち時間は申請時同じになりましたし、仕事の幅も広がる、既にカナダに住んでいたので、国内申請にしました。
国内申請は国外に出られない?!
国内申請にするにあたり気になったのが、カナダ国外への旅行です。
移民コンサルタントに相談したところ、OPWが出ていれば国外へ出るのは問題はないそうです。
結婚していたら、ハネムーンや母国へパートナーを連れて帰る、家族の危篤等、カナダ国外に出る理由がある訳で、それをしてはいけないというのは酷な話です。
ビザが切れている状態でOPW待ちで国内にいる場合はOPWが出るまでは出ない方が良いと言われました。
ただし2、3カ月を超え、さらに1人での海外滞在はリスクが上がるそうです。
なぜOPWを出すのか?お互いが一緒にいる為、カナダへ働いて貢献する為な訳で、一人で国外へ長期滞在するのは合理的ではないですよね。
とはいえ、入国審査官が決められる、上訴できないというのは事実ですので、100%ではないというのは頭に入れておいた方が良いと思います。
OPW前に日本に帰国した時の話
私はワークビザを保有していて、永住権、OPWの申請をしました。しかし、ワークビザの期限が2019年3月末で期限が迫っていました。しかしまだ期限内という事で日本に帰国しました。
大体日本に帰国する場合は旦那さんより私の方が長く滞在するのですが、今回は一緒にカナダに帰国できるように予定を組みました。
入国時にもし質問されてもいい様に、結婚している事を証明できる結婚証明書のコピー、まだイミグレから何の通知も届いて無かったのですが、支払いを済ませた領収書を提示できるように用意はしておきました。
いざ入国審査、ここで問題が!入国する時に機会で滞在は何日ですか?という質問に旦那がビザが残り1カ月という事で30日と記載。
しかし、入国審査官に「滞在期間がビザを超えてるよ」と言われ、旦那焦る。。。
1カ月は1カ月だったのですが、30日では無く28日だったのです。
旦那「それは僕のミスです」
そこですかさず私が「ビザの期限が3月●日で切れる事は分かっています。既に永住権のOPWの申請をしていて、OPWを待っているところです。期限までには届くと思うのですが。」と説明しました。
審査官「滞在期間はぴったし同じ日時を書かなくて大丈夫だから、次回からVISAの期限より余裕をもって記入してね、OPWに関してはこの番号(ビザの用紙の裏)に連絡して状況を確認した方がいいよ」
とアドバイスまでくれました。
旦那さん「入国できないって言われると思った~><」と相当焦ったらしい。
日本人の場合日本で止められる事ってまずないですよね、しかも旅行に行っても先進国だとパスポートだけでそこまで質問される事もない。旦那さんもまず止められた事が無いといっていました。
しかし、カナダに働けるビザがあり入国する場合は話が別だと思います、以前旦那さんと入国した場合は何も質問されなかったのですが、一人で入国した時は働いてる場所、ビザの期限、いつまでいるのか等質問攻めにあった事もありました。
でもこの経験で期限を超えると問題になるけど、期限内であれば誤差があっても問題ない。事が分かりました。
前からこの滞在日に疑問があり、その時に審査官の人に聞いてみました。
既にVISAの申請をしていて待っている状況なので、予定としてはその先も滞在する予定な訳で。
その場合日数はどうなるのか?
答えは。。。有効なVISAの期限内である事
でした。
審査官によって変わる!と良く聞くので、これがオフィシャルなものなのかどうなのかは分かりませんが、ちょっとすっきりしました。
国外に出るのにとめられた!
以前に旦那さんと旅行に出かけた時の話です。
以前日本に帰国していましたし、その時も既にワークビザを持っていて、期限にもまだ余裕があり、国外に出ても問題無いとコンサルに確認していたので安心していました。
有給を使って、旦那さんの友人カップルと4人でのカボ旅行。
旦那さんは背が高いので、飛行機の席を選ぶ時は緊急用の席を取るようにしてました。緊急用の席の人は他の人より優先的に搭乗できるのも一つの理由。
搭乗時間になり、優先席の人の登場が始まり私達も搭乗口に向かいました。パスポートとビザを見せると「このビザじゃカナダに入国できないかもしれないわよ」と言われ「。。。」どういう事なのか理解が出来ず、どうしたらいいのか分からず。「審査官に確認するから」と待たされる。。。
[balloon_left4 img=”https://canadawithjapan.com/wp-content/uploads/2019/01/rui4.png” caption=”Rui”]全員搭乗も済み、私と旦那さんだけ残される。。。最悪出国できない??!!せっかくの旅行が!どうしよう!コンサルに電話した方が良いかな??とあたふた。[/balloon_left4]
旦那さんは何故か「日本人だから大丈夫」と余裕な感じ、確かに日本のパスポートは強いけど、根拠がなーーーーい!
審査官っぽい人が来て「問題ない」って事で、無事搭乗しました。
どうして受付の人が止めたのかと言うと、私のワークビザの下に
This does not authorize re-entry
と記載があったためだそうです。確認した所ワーホリビザ、ワークビザ、オープンワーク共に同じ記載がされてました。
どうやらVISAって働いてもいいですよって書類であって入国しても良いという書類ではないとの事でした。
搭乗後受付の人が私の所に来て「帰る前にeTAの申請を済ませてから帰国した方が良いわ」とわざわざ伝えに来てくれました。
離陸前にささっと登録を済ませました。
eTAは私がカナダに来てから始まった電子渡航認証、その存在はしっていたのですが、開始後VISAを発行した場合は自動についてくるはずで、ワークビザを取得したコンサルにも確認したはずなのに。。。。
おかげでカナダに帰国時には入れないんじゃないかとドキドキで、eTAのスクリーンショットをすぐに出せるようにしておきました。
不安と裏腹になんの質問もされずあっさり入国しました。
現在はちゃんとVISAについているようで、先日受け取ったオープンワークパーミットにも記載されていました。
含まれている訳では無く、別途eTAの番号が記載されているのでちゃんと確認しましょう。
有効期限は5年ですが、パスポートの変更があった場合は再度取得しないといけないので注意しましょう!
eTAの公式サイトはこちら、日本語での説明があります。
[balloon_left4 img=”https://canadawithjapan.com/wp-content/uploads/2019/01/rui4.png” caption=”Rui”]入国って毎回ドキドキしてしまいます、まだ自分の状況が安定してないので余計です。ビザは必ず原本を必要書類のコピーは必ず携帯するようにしましょうね![/balloon_left4]
2019年カナダファミリークラス 国内申請 永住権申請 and オープンワークパーミットに関してはこちらを参考にしてみてください。